プロローグ

遥か昔―――――

この世界が、“ティーラ”の力で発展していた頃。
ティーラを支える“フェリス一族”の大量虐殺が起こった。
それはだんだん、世界を滅亡へ導く道へと繋がった。


―――― が、しかし


フィリス一族は、絶滅する前に
最後の力を振り絞り、一族最高獣“ゼイヴィア”を召喚し
ティーラがなくとも世界が均衡になるようにと願い、一族は滅んでいった。


―――― だが


今でも力に飢えた者たちは争い、血を流し、生死を彷徨っている者たちもいる。
フィリス一族の願いは、闇へと葬られた。
そして今では、世界の秩序は乱れていった。


血の海と化して――――――――――――